「便に血が混じっている気がする」
「お腹の張りが気になる」
大腸がんは、初期段階では症状が出にくい特徴があります。また、違和感があっても、症状を放置している方も少なくありません。腹部の症状は、大きな病気が隠れている可能性が高いため、早めに医療機関を受診しましょう。
今回は、腹部の違和感などから、大腸がんに気づいたきっかけを紹介します。大小関わらずに、どのような病気も早期発見が重要です。また、がんは治らない病気ではないため、早期に治療を開始すると、治療期間の短縮にもつながります。
お困りの症状がある場合には、「秋葉原駅」からおおよそ徒歩1分の位置にある秋葉原・胃と大腸肛門の内視鏡クリニック(千代田区院)にお越しください。
症状の感じ方は人によって変わるため、正確な診療及び検査を行い、お一人おひとりに合わせた治療を提案しております。
大腸がんとは?
大腸がんの特徴
大腸がんは、初期段階では無症状のまま進行します。がんが進行し大きくなると、症状が出るようになりますが、腫瘍ができた部位によって様々です。
なお、代表的な症状は「血便」「残便感」「貧血」「嘔吐」が挙げられます。硬い便が通過する下行結腸やS状結腸、直腸に腫瘍ができると、腹痛や嘔吐が起こりやすいことも。
さらに、血便や便が細くなるなどの症状も現れやすくなります。便が固まりきっていない盲腸や上行横行結腸のがんは、腫瘍ができても、症状が目立たない特徴も。一方で、腹部症状が現れずに、貧血や腹部のしこりなどで発見されるケースもあります。
大腸がんが発症しやすい年齢
一般的に大腸がんは、加齢とともに発症しやすくなると言われています。そのため、40歳以降に増加傾向にあり、39歳以下で発症するケースはほとんどありません。
ですが、遺伝性の大腸がんと言われている「家族性大腸腺腫症」や「リンチ症候群」は、若い年齢から発症することもあります。
そのため、気になる症状がある場合や血縁者に大腸がんの既往歴がある際には、定期的に検査を受けるようにしましょう。
大腸がんと遺伝の関係性
前述したとおり、血縁者に大腸がんを発症した方がいる際には、発症率が高くなります。
中でも「家族性大腸腺腫症」は、治療をせずに放置すると、ほぼ確実に大腸がんを発症する原因になると言われています。
そのため、少しでも腹部の症状を感じたり違和感がある際には、医療機関に相談するようにしましょう。
大腸がんに気づく(気づいた)きっかけは?
血便
大腸がんを発症すると、排便の際に出血しやすくなります。
腫瘍が大腸内にできると、身体から栄養を奪うために「新生血管」と呼ばれる新たな血管を作ります。
ですが、新生血管はもともと身体にある血管よりも脆いため、便が通過するために剥がれたり破れたりします。そのときの出血が便に混ざり、血便となるのです。
便秘・下痢の繰り返し
大腸がんの中でも、腫瘍ができる部位で症状が異なります。
そのため、左側結腸(下行結腸〜直腸)に腫瘍ができると、便秘と下痢を繰り返す症状が現れやすくなります。
さらに、症状が進行すると「腹痛」や「血便」などの症状も伴います。
慢性的な腹痛
腫瘍ができて便の流れが悪くなると「慢性的な腹痛」を感じやすくなります。また、それに伴う嘔吐症状が出ることもあります。
腹痛を起こしやすい部位は、下行結腸やS状結腸、または直腸とされています。
貧血
大腸がんは、新生血管が破れることで、血便が出やすくなります。それに伴う「貧血」も起こしやすくなり、「めまい」や「ふらつき」などから大腸がんが発見されるケースも少なくありません。
特に、まだ便が固形になっていない「盲腸」「上行結腸」「横行結腸」では、腹痛などの症状が現れないことも多いです。
嘔吐
腫瘍が大きくなると、その分腸管が狭くなります。そうすると、便が通りにくくなるため、「便が細くなる」といった症状が現れます。
さらに、腫瘍が大きくなると「腸閉塞」が起こることも。「嘔吐」の他に「腹痛」「腹部膨満感」も症状として現れるようになり、放置しておくと「腸管の壊死」が起こることもあります。
大腸検査の種類
便潜血検査
血便は、大腸がんの中でも最も起こりやすい症状の一つです。そのため「便潜血検査」で出血の有無を確認します。
便潜血検査は、日を分けて便を採取し、血液の混入を確認します。自宅で行える検査のため、患者さんに負担がかかりにくいところも特徴です。
また、便に含まれる「ヘモグロビン」を確認する「免疫法」もあります。血液を赤くする色素に反応する検査のため、食事制限がなく、こちらも患者さんの負担を軽減できます。
内視鏡検査
内視鏡検査は、大腸がんの確定診断に有効な検査です。
大腸の中を確認するために、肛門から内視鏡を挿入し、炎症などを確認します。その際に、組織の一部を採取して調べる「生検」や初期の大腸がんを切除する「ポリペクトミー」を行うこともできます。
なお、内視鏡検査を行うためには、大腸の中を空にしなくてはなりません。そのため、検査前には下剤を服用し、便を全て排泄しておく必要があります。
排便状態が十分でない場合は、検査前に下剤を追加したり、浣腸をして排泄を促します。
CT検査
大腸CT検査とは、大腸に炭酸ガスを注入して、腸管を膨らませた状態で行う画像診断のことです。
組織を採取することはできませんが、内視鏡検査と比べて、下剤の服薬量が少なく身体に負担がかかりにくい特徴があります。
また、検査時間もおおよそ10分〜15分と比較的短時間。
腹部の手術歴がある方や、腸管の癒着があり大腸カメラを挿入しにくい方に行われています。
大腸がんの内視鏡検査なら当院へ
秋葉原・胃と大腸肛門の内視鏡クリニック(千代田区院)では、医師は日本消化器内視鏡学会に所属。
また、すべての診療・検査を内視鏡専門医が行い、患者さんに安心をお届けしております。なお、静脈麻酔を使用するため、痛みや検査自体に不安がある方も安心です。穏やかな眠気を感じながら、負担なく検査を受けていただけます。
さらに、内視鏡治療後の合併症に対しては、関連の医療機関で24時間365日対応していますので、安心してお任せください。
まとめ
今回は、大腸がんに気付いたきっかけや検査について解説しました。
大腸がんは、初期段階で発見されれば内視鏡治療での切除が可能です。ですが、症状を放置しておくと、外科適手術や化学放射線療法が必要となります。
自覚症状があるときには、すでに大腸がんが進行していることが多いため、早めに医療機関を受診することが大切です。
秋葉原・胃と大腸肛門の内視鏡クリニック(千代田区院)は、秋葉原駅からおおよそ徒歩1分と便利な立地です。土曜日と日曜日も、診療及び検査に取り組んでおります。
ご予約は、WEB・LINEから24時間受け付けていますので、忙しい方もご自身のタイミングでご連絡ください。
電話でのご予約も9〜17時で承っています。
施設紹介
東京千住・胃と大腸の消化器内視鏡クリニック 足立区院 >>
ホームページ https://www.senju-ge.jp/
電話番号 03-3882-7149
住所 東京都足立区千住3-74 第2白亜ビル1階
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※予約検査のみ
祝日のみ休診
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施設紹介
秋葉原・胃と大腸肛門の内視鏡クリニック 千代田区院 >>
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住所 東京都千代田区神田佐久間町1-13 チョムチョム秋葉原ビル9階
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※予約検査のみ
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住所 東京都足立区千住2-19
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