アキバ内視鏡お困りQ＆A

「大腸がんで生理が止まるって本当？」
「大腸がんでは血便がでるの？」と気になっている方はいませんか。

症状はさまざまありますが、他の疾患との区別がつきにくい大腸がん。自己判断で症状を放置していると、大腸がんを見逃す可能性もあります。

この記事では、大腸がんの症状について詳しく解説します。また、大腸がんを発見するために必要な便潜血検査や大腸カメラについても説明しています。生理が止まる、血便が出るなどの症状で悩んでいる方は、ぜひ最後まで読んでください。

秋葉原・胃と大腸肛門の内視鏡クリニック千代田区院では、大腸がんの発見や診断にかかせない大腸カメラ検査を行っています。グループにて月間1,000件以上の大腸検査を実施している経験豊富な内視鏡専門医たちが在籍しており、わずかな異常も見逃すことなく、安全に検査を受けられます。また、鎮静剤（眠るためのお薬）を使用するため、痛みや不安を感じません。そのため、初めて検査を受ける方でも安心です。土日も検査を受けることができ、24時間WEBやLINE で予約を承っております。

千代田区院・24時間WEB予約

大腸がんとは？

大腸がんとは、大腸の粘膜から発生するがんで、女性が罹患するがんのうち、乳がんに次いで2番目に罹患しやすいがんです。また、女性のがんの中で死亡原因が第1位になります。40歳以上になると、罹患するリスクが高くなるのも大腸がんの特徴です。

大腸がんは早期で発見し治療できれば、ほぼ100％完治できるといわれています。早期では症状がほとんどないため、早期発見するためには定期的に大腸カメラ検査などの検査を受けることが大切です。

大腸がんになると生理が止まる？

大腸がんによって生理が止まることは稀にあります。主な原因はがんの浸潤とホルモンの乱れによるものです。　

浸潤とはがんの細胞が周りの臓器に広がっていくことです。子宮は大腸のとなりに位置します。そのため、大腸がんが発生し、がんが腸管をこえて広がると、子宮を含めた周りの臓器に浸潤する可能性があります。

その結果、がんが子宮への直接浸潤となり、生理が止まるなどの生理不順が引き起こされてしまうのです。また、大腸がんの症状によってホルモンバランスが乱れることで、生理が止まることが考えられます。

大腸がんの出血の特徴

大腸がんの特徴的な症状のひとつに、出血があります。しかし、出血を伴う疾患は多くあるため、大腸がんであると気づきにくいことも少なくありません。

大腸がんの出血は、便に混じります。早期に出血に気づくために、日頃からご自身の便の状態を見ていただくことも大切です。

ここでは、大腸がんの出血の特徴について解説します。便の状態を確認し、できるだけ早期に大腸がんを発見しましょう。

初期では気づかないことが多い

大腸がんの初期では、出血は肉眼では気づきにくいです。とくに肛門から一番遠い盲腸の大腸がんでは、血液が少量で便に混じると、分かりにくいことも多いでしょう。盲腸以外でも、大腸がん初期では出血が少量である場合が多く、便に混じってしまうと判別が難しいです。

便のまわりに徐々に血が付着する

大腸がんは進行すると、便の周りに少しずつ血液が付着してきます。肛門に近い大腸がんでは気づきやすくなるでしょう。盲腸など肛門から遠い位置で発生する大腸がんの場合は、血液により便が黒っぽくなります。

直腸がんは血便がよく見られる

直腸がんの場合は、血便が出やすくなるため異変に気づきやすいです。便に混じることなく、鮮やかな血液が便に付着しているので分かりやすいでしょう。しかし、鮮やかな血液を「痔」によるものだと判断する方も少なくありません。女性の場合、生理中であると判断がさらに難しくなるでしょう。しかし、出血が続くなど異変を少しでも感じる場合は、早めに医療機関を受診することが大切です。

大腸がんに気付いたきっかけは？

大腸がんは早期では自覚症状が乏しいです。しかし、下記のような症状がきっかけで大腸がんが発見されることがあります。

• 血便
• 便秘
• 下痢
• 便が細くなる
• 貧血
• 腹痛　など

症状に気づいたときには進行している可能性があります。上記に当てはまり、気になる症状がある場合は医療機関を早めに受診しましょう。

大腸がんに気づいたきっかけについては、「症状を放置しない！大腸がんに気付いたきっかけを紹介します」で詳しく解説しています。ぜひ参考にしてください。

大腸がんの検査方法

前述したように、早期では症状が出にくい大腸がん。しかし、早期発見・早期治療することで完治が期待できるがんです。そのため症状が出る前に、大腸がんの検査を受けることが重要です。

ここでは大腸がんの検査方法について紹介します。以下が大腸がんを発見するための検査になります。

• 便潜血検査
• 大腸カメラ

それぞれについて詳しく解説していきます。

便潜血検査

便に混じっている血液を調べる検査です。陽性の判定であれば、何らかの病気が疑われます。ただし、陰性の判定であったからといって大腸がんがないわけではありません。陰性であっても、大腸がんの出血が便に混じっていないだけの可能性もあります。そのため、陰性であっても便潜血検査の結果だけを参考にせず、定期的に大腸カメラを受けることが大切です。

また、便潜血検査だけでは、悪性の疾患か良性の疾患であるかを判断はできません。そのため万が一、便潜血検査が陽性であった場合は、医療機関を受診し詳しく検査する必要があります。

大腸カメラ（大腸内視鏡カメラ）

内視鏡カメラを肛門から挿入して、大腸の内側を観察する検査です。がんなどの異常が発見された場合、細胞の一部を採取し、詳しく検査できます。そのため、大腸カメラを受けるだけで診断が確定しやすいです。

大腸カメラで確認できる主な病気は、下記のとおりです。

• 大腸がん
• 大腸ポリープ
• 潰瘍性大腸炎
• クローン病　など

前述したように、便潜血検査で陰性の判定であっても、偽陰性を疑い定期的に大腸カメラを受けることが大切です。また、陽性の場合は、診断を確定するために必ず大腸カメラを受けましょう。

大腸の検査を考えている方は、便潜血検査を受けるよりも、はじめから大腸カメラを受けることをおすすめします。大腸カメラを受けることで、より早く、より確実に大腸の状態を知ることができるからです。

まとめ

大腸がんの初期では、ほとんど自覚症状がありません。一方で、万が一進行すると、出血や便秘、下痢などの症状が出てきます。女性の場合、生理不順などの症状も引き起こされることがあります。

日本人女性の死亡率、第1位である大腸がん。40代以上になると、罹患するリスクが高くなる特徴があります。大腸がんは、初期の段階で治療できると完治する可能性が高いがんです。症状を感じてから医療機関を受診するのではなく、40歳を過ぎたら定期的に検査を受けることをおすすめします。特に、大腸カメラを受けるようにしましょう。便潜血検査では見逃す可能性が高い大腸がんも、大腸カメラでは細胞の検査もでき、しっかり大腸の状態を観察できます。

秋葉原・胃と大腸肛門の内視鏡クリニック千代田区院では、内視鏡専門医による大腸カメラを受けることができます。検査を受けるための下剤を完全個室で服用でき、鎮静剤で眠った状態で検査を受けられるので初めて検査を受ける方でも安心です。鎮静剤使用後はお車の運転ができませんが、当院は秋葉原駅徒歩1分のところにありアクセス良好なため、帰宅の心配も少ないでしょう。また当院では、小さな異常も見逃しにくい最新の内視鏡機器も完備しています。東京で大腸カメラを受けられるクリニックをお探しの方は、専門医のいる秋葉原・胃と大腸肛門の内視鏡クリニック千代田区院お越し下さい。

千代田区院・24時間WEB予約

千代田区医院・LINEかんたん予約

電話でのご予約も9〜17時で承っています。